お父さんの育児はお母さんの育児とはまた違った良い影響を与えます。
私自身、息子が2歳から育児を主に担当してますが、5歳となってパパ育児の影響は大きく感じてます。それは当たり前のですが・・
例えば、息子が掃除をしている幼稚園の先生に対して効率よく掃除をするために順番のアドバイスしたことがあるそうです。先生から驚かれました笑
日頃から、私が息子に対して問題解決能力が上がるよう声掛けを意識した影響なのかなと勝手に思っております。
この記事では、いかにパパ育児が重要かお伝えしたいと思います。
パパ育児のメリット6選
子どもの情緒的安定
- お父さんが積極的に育児に参加することで、子どもは「自分は守られている」という安心感を得ます。お父さんの存在は、特に物理的・精神的な安全感を感じさせる要素となります。例えば、お父さんが夜に子どもを寝かしつけたり、一緒に遊んだりすることで、子どもは安心して日常を過ごすことができます。これにより、子どもの情緒的な安定が促進され、ストレスや不安を軽減する効果があります。
私は、寝る前に必ず「愛してるよ」と伝えています。4歳頃までは「生まれてきてくれてありがとうね」と伝えていました。
- お父さんが情緒的に安定した存在である場合、子どももその影響を受け、同様に情緒的に安定した人間へと成長する可能性が高まります。父親の冷静さやポジティブな態度は、子どもがストレスフルな状況に直面した際の対処法を学ぶ上でのモデルとなります。
上記を育児本で知ってから子どもの前では冷静になろうと意識しております。
社会的スキルの向上
- お父さんが子どもと遊んだり、一緒に活動することで、子どもは社会的スキルを自然に学びます。特に、問題解決能力や対人関係のスキルが向上し、子どもが他者との関わりをうまく持つことができるようになります。
私は、息子に考えさせるように意識づけをしています。例えば、「どうして嫌な気持ちになっているの?」や「パパが今嫌な気持ちになっているけどどうしてだと思う?」等よく問いかけをしています。
- お父さんが子どもと積極的にコミュニケーションを取ることで、子どもは言葉の使い方や非言語的なコミュニケーション(表情やジェスチャーなど)の重要性を学びます。これにより、他者と円滑に意思疎通を図るスキルが身につきます。
自己肯定感の向上
- お父さんが子どもの成長や努力を認め、褒めることで、子どもは自分が価値ある存在であることを実感します。例えば、子どもが新しいことに挑戦したときや、日常の小さな成功に対してお父さんがポジティブなフィードバックを与えることで、子どもは自信を持ち、自分の可能性を信じるようになります。
私は息子が何か成功したとき、才能を褒めるのではなく努力をしたことを褒めています。才能や能力を褒めると失敗を恐れて挑戦しようという気持ちが薄れてしまう傾向があります。
性役割の多様性の理解
- お父さんが家事や育児を担当する姿を見せることで、子どもは性役割についての固定観念を持たなくなります。男女平等の意識を自然と学び、柔軟な考え方を持つようになります。
実際に、私は料理をする人間で息子にも手伝ってもらっていますが、女性が料理をするという固定概念は全くありません。
学業成績や知能発達への影響
- 研究によれば、お父さんが教育に積極的に関わることで、子どもの学業成績や知能発達に良い影響を与えることが示されています。お父さんの関与は、学習への興味を引き出し、学習意欲を高める助けになります。
知識が増えたり努力してできることが増えたら楽しいと思えるよう声がけを意識しています。
行動面でのポジティブな影響
- お父さんが規律正しい生活を送る姿を見せることで、子どもは自然とその姿をロールモデルとします。これにより、子どもは非行行為や問題行動のリスクが低下します。お父さんが社会的に望ましい行動や価値観を示すことで、子どもはその影響を受け、健全な成長を遂げる可能性が高まります。
男の子なので、やはり父である私の真似をします。言葉遣い等気を付けていますが理想の父でいることは中々難しいです。
- お父さんが子どもと良好なコミュニケーションを保つことで、子どもは悩みや問題を抱えたときにお父さんに相談しやすくなります。このオープンなコミュニケーションが、非行行為や問題行動の予防に役立ちます。子どもが自分の感情や困難をお父さんと共有することで、早期に問題を解決する手助けができ、問題行動の発生を未然に防ぐことができます。
まとめ
実際のパパが育児に積極的に参加した家庭のお子さんとパパが積極的に参加しなった家庭のお子さんの比較として下記の結果が出ていたとのことです。
・言語能力が優れている
・自尊心が高い
・学校の成績が良い
・うつや不安症になりにくい
・学校をずる休みしたり、10代で親になったりする割合が低い
お父さんとお母さんの育児にはそれぞれ異なる特長があり、両者がバランスよく子どもに関わることで、子どもは多面的な成長を遂げることができます。どちらか一方に偏るのではなく、互いの役割を尊重し合いながら協力して育児を行うことが、子どもにとって最良の環境になります。
一緒にがんばりましょう。
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