子どもにイライラしてしまう理由
何回言ってもおもちゃを片付けない。出かける準備をしないといけないのにぐずる。このようなことの積み重ねでイライラしてしまうことありますよね。
ですが、ちょっとした考え方を変えるだけで、少しイライラが解消するかもしれません。まず、どうしてイライラしてしまうか根本を考えてみましょう。
イライラの根本を探る
アドラー心理学によると、怒りは第二次感情と定義されています。では第一次感情は?「悲しみ」「苦しみ」「虚しさ」になります。ということは、子どもにはこうであってほしい、こうなってほしいという期待の気持ちがあり、その気持ちを裏切られてイライラしているのではないでしょうか?
そのイライラの根本を知ったとき、私は息子に勝手に理想の子ども像を押し付けていることに気付きました。
怒りの後悔と冷静な対処
怒れば無理やり言うことを聞かせることができるかもしれません。ですが、そういったとき、私は後悔してしまいます。怒っても状況が良くなることや物事が解決することはありません。どう声をかけ、どう誘導したら出かける支度をしてくれるのか、片付けをしてくれるのかを冷静に考えるようにしています。それが一番難しいのですが(笑)。
実践している対処法
私が実践している、実際にどうしてもイライラしたときの対処法もこちらで記載しておきます。
解決するわけではないかもしれませんが、イライラして子どもに怒るよりは建設的ですし、子どもの
成長にもつながるかと思います。
1. 深呼吸して10秒数える
10秒間待てば理性が働き、冷静な判断や行動ができるようになります。アンガーマネジメントで有名な話ですが、すぐに感情を発散せずにグッとこらえるようにしております。詳細は↓
2. 感情を伝える
「パパはね〇〇ちゃんがお片付けしてくれなくて悲しくなっちゃうよ」など。
自身の感情を伝えることによって多くの良い影響を子どもに与えます。
3. 本人に相談する
「お出かけする時間が遅くなって遊ぶ時間が短くなっちゃうけど、どうしたらいいかな?」など自身に考えさせることによって効果が期待できます。詳細は↓
子どもに八つ当たりしないこと
私が一番気をつけていることは、子どもに八つ当たりしないことです。睡眠不足でイライラしているとき、子どもに強くあたってしまったことはありませんか?そんなときは伝えています。「パパ今寝不足でイライラしてるからごめんね。」そして、自分の機嫌は自分で治す。
イライラを減らすための心構え
上記のことを頭に入れておくだけでも、イライラすることが少なくなるかもしれません。子どもに期待するなということではなく、期待する理想像に近づくために何をすればいいのかを考えることが重要なのかと思います。
まとめ
怒りをぶつけるのは良くないですが、感情を我慢する必要もないと思います。みんなイライラした経験があり怒鳴りつけたこともある方が多いのではないかと思います。けど、大丈夫。上手く気持ちのバランスをとって育児を楽しめたらいいですね。
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